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2013年2月 2日 (土)

被差別部落のホルモン食

かつての被差別部落は皆お金を持っていなかったので、肉や魚を購入することは困難でした。そこで、普通はあまり食べられないホルモン食が進みました。

ちなみに、ホルモンの語源は『放るもん』(関西弁で捨てるもの)という俗説は間違いだそうです。『トリビアの泉』でやってました。

地域によっていろいろ違いはありますが、ここでは筆者の知っているものを説明します。

一番有名なのが、ホルモンを無造作に塩ゆでしたものです。筆者の地域では『いりかす』と呼んでいました。いわゆる『センマイ』『ミノ』『シロ』と呼ばれるホルモンが同時に塩ゆでされたものです。見た目は気色悪く、硬いし、けっこう臭うのですが、味はしっかりしていて酒の肴などには最適です。ただ(かつての被差別部落のように)主食にするのはちょっと、と筆者は思います。
かつては精肉工場から被差別部落にトラックが来て「一カン◯◯円!」と投げ売りしていたそうです。

それから、筆者の知っているものに『肉ようかん』というものがあります。これは牛から出るゼラチンでホルモンを固めたものです。筆者は一度だけ目にしたことがありますが、外観だけでも脂ぎった感じが伝わってきて、食べられませんでした。

現在では、皆さんご存知の通り、ホルモンは焼肉で有名です。とくに牛の全頭買い(コストを抑えるため、牛をまるごと一頭買い取ること)が流行ってからは、全ての部位を売るためにホルモンも普通にメニューに加わるようになりました。焼肉屋のタレはホルモンをおいしく食べるようにできています。『いりかす』ばかり食べていた筆者は、情熱ホルモンでいろいろなホルモンを食べて「こんな美味しい食べ方があったのか」と、少し感動しました。

というわけで、ホルモン食は被差別部落の伝統的な食文化です。しかしながら、ホルモンを食べたいだけなら、『いりかす』や『肉ようかん』をわざわざ探さなくても、情熱ホルモンに行ったほうが早いし美味しいです。

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